2025.12.26

EFOツールおすすめ10選を比較|入力フォーム最適化施策や成功事例を紹介

#EFO #CVR改善

EFOツールとは?

EFOツールとは

EFOツールとは、CVRを高めるためにフォームを最適化する支援ツールです。
※CVRとは、Webサイト訪問者全体のうち、商品購入などの最終的な成果に到達した人の割合を示す指標です。
多くの場合、Webサイトを構築するHTML内に「タグ」を設置するだけでサイトに簡単にEFOツールを導入することができます。
導入には初期費用と月額料金がかかりますが、入力フォームを自社開発し運用するよりも大幅に手間と工数を削減できる効率性の高さから注目されています。

EFOツールの内容には、入力補助機能と、ユーザーの動向を分析・把握ができるレポート機能が主に含まれます。(詳細は後述)
「住所を郵便番号から自動入力する」「項目ごとの入力所要時間を計測する」などの、導入が困難に思われる施策や分析を簡単に実現できます。
また、導入や分析に関わる運用サポートを受けることも可能です。

EFOツールを導入するべき企業の特徴

▶入力フォームの離脱率が高い
▶広告やSEOなどでサイトに集客はできているのに成果に繋がっていない

これらのケースは、入力フォームまでユーザーが到達していながらも、入力フォームが原因となりユーザーを逃している可能性が非常に高いです。
EFOツールのレポート機能を活用し、入力フォームのどこで離脱が生じたかを分析・把握して早急に改善する必要があります。
一方で、そもそもの集客が見込めていないケースでは、入力フォームの改善より広告でのターゲティングの見直しなどサイト流入数を増やす施策を優先的に行いましょう。

▶ノウハウがない中でイチからEFOに取り組もうとしている

社内に蓄積されたノウハウがなく、またプログラミングの専門知識を持つ人材がいない場合には、EFOツールの導入をおすすめします。
初心者でも効率的に実績がある質の高い入力フォームを簡単に作成することができるからです。
なかでも、導入から運用まで一気通貫でサポートしてくれるEFOツールに要注目です。

▶項目数を減らさずに入力完了率を上げたい

金融や不動産業界で用いる入力フォームでは、必須項目の削減が難しいケースがあります。
しかし、必要以上に個人情報の入力が求められることに抵抗感を抱いたり、項目数の多さを手間に感じて、入力フォームを離脱するユーザーは少なくありません。
EFOツールを導入すると、ステップ型の入力フォームへの移行やプログレスバーの表示によってユーザーの負担感を軽減し、項目数はそのままに入力完了率を高めることができます。

EFOツールの主な機能

入力補助機能

EFOツールの入力補助機能とは、ユーザーの入力作業に伴う負担を軽減するサポート機能のことです。
入力や修正の手間を減らし、ユーザーの入力体験を向上させることが可能です。

〈機能の例〉
・住所の自動入力
・ふりがな自動入力
・半角/全角自動変換
・リアルタイムアラート

これらはユーザーのための機能ですが、企業側にもメリットがあります。
例えば、郵便番号からの住所の自動入力機能を導入した場合には、ユーザーの漢字の入力ミスを減らすことができます。
正確かつ統一された書式でのデータ回収が叶うことにより、業務を効率化できます。

分析・レポート機能

EFOツールの分析・レポート機能とは、入力フォームでのユーザーの行動を分析し、結果をレポートとして表示する機能です。
レポートから入力フォームの課題を可視化し特定することで、効果的な改善施策を打つことができます。

〈機能の例〉
・入力項目ごとの離脱率
・入力完了までの滞在時間
・ユーザーのが使用したデバイスやブラウザの種類
・新規/再訪問ユーザー別の入力完了率

レポートの定量的なデータを根拠に、ユーザーが負担に感じている入力項目の改善や、利用率が高いデバイスに特化したデザイン変更などの具体策が検討可能になります。
また、新規・再訪問などユーザーの属性ごとの情報はマーケティングにおいて非常に有益です。

運用サポート

EFOツールの運用サポートとは、企業がEFOツールを効果的に活用できるように伴走支援するサービスです。
導入から運用まで一気通貫のものから、分析などをポイントでサポートするものまで、ツールにより内容は大きく異なります。

〈機能の例〉
・EFOツールの導入から運用までのコンサルティング
・EFOツールで取得したデータの詳しい分析、課題提案
・フォームの再生成

EFOツールの分析結果をどのように活用したら良いかわからない、もしくは入力フォームを改善しても成果が出ていない場合に特におすすめです。
サポートを受けることで、自社でフォーム改善を継続的に行うノウハウが蓄積されるメリットもあります。

EFOツールの導入メリット

入力負荷が軽減され離脱率が改善する

フォーム離脱率を低減するには、ユーザーが使いやすいフォームであることが重要です。
EFOツールの導入によって入力の工数を減らし、ユーザビリティを大幅に高めることができます。
顧客満足度が向上すると将来的なリピートにも繋がります。
結果、CVRの向上を見込めるため、企業にとって大きなメリットです。

結果分析の精度が高まる

EFOツールは、ユーザーの動きを詳細まで分析し、入力フォームの課題を可視化します。
課題を分析して改善し、さらに効果を検証するPDCAサイクルを素早く回すことで、成功する入力フォームが作成できます。
具体的には、項目ごとの離脱率やエラー頻度のデータから効果的な施策を検討できます。項目ごとの入力時間はユーザーが入力を迷いやすい項目を、また、デバイス別の完了率はPC版とSP版のどちらを重点的に強化すべきかを示します。
「何が入力フォームの問題なのかわからない」まま進めるのではなく、EFOツールを用いて詳細な分析結果を得ることで、建設的にフォームを改善できます。

LPO・SEO対策より簡単に最適化できる

EFO対策はLPOやSEOの対策より簡単です。
※LPOとは、ユーザーが最初に訪れるページ(LP)を最適化する施策を指します。
※SEOとは、検索エンジンの検索結果での掲載順位を上げるための施策を指します。

LPOでは商品ごとにページを個別設計する必要性や、流入KWごとにユーザーのリテラシーや興味関心度が異なるため、それぞれに応じたLPを設計する必要があります。また、SEOでは日々変遷するアルゴリズムに対応が求められ、再現性が担保されない難しさがあります。
一方で、EFOでは、EFOツールのタグを設置するだけで実装できます。
入力フォームの項目は基本的に変動がないため、一度対策できてしまえばCV率の高いフォームを維持しやすいことも魅力です。
LPOやSEOに比べてEFO対策は高い費用対効果を発揮するといえるでしょう。

EFOツール選び方のポイント

設置がしやすいか(ASP型・インストール型)

EFOツールを選ぶ際につい忘れがちなのが設置のしやすさです。
主にASP型とインストール型の二種類があります。

EFOツールとして販売されているものの多くがASP型です。
ASP型はHTMLに提供されたタグを埋め込むだけで導入でき、利用する期間は月額費用がかかります。
簡単に利用できるものが多く、導入までの時間も比較的短くすむことが特徴です。
EFOツールが提供する機能をそのまま活用したい場合は、ASP型がおすすめです。

インストール型では、EFOツール自体を自社サーバーにインストールして利用します。
初回の導入・設置費用のみで基本的にランニングコストがかかりません。
カスタマイズ性やセキュリティが高いことが特徴で、大規模サイトを運用する場合や要件が複雑な場合に適しています。
ただし、扱うにはある程度の専門知識を要し、導入までに時間がかかる場合があることに注意が必要です。

スマートフォンサイトに対応しているか

スマートフォンからのフォーム入力比率は増加傾向にあります。
扱う商材によっては、80%以上がスマートフォンからのアクセスの場合も珍しくありません。
もはやスマートフォンサイトへの対応は必須事項ともいえるでしょう。


スマートフォンからのフォーム入力ではユーザーはより高い操作性を求めます。
EFOツールもそのニーズを反映し、なかにはスマートフォンでの利用に特化したEFOツールもあります。
PC版のみに対応したものやSP版の実装に追加料金がかかるものは避け、用途に応じて適切なツールを選定しましょう。

分析・レポート機能が充実しているか

入力フォームを効率よく運用するにあたってEFOツールの分析・レポート機能はとても重要です。
入力フォームの弱点を定量的に可視化できるからです。
代表的な機能の例には、項目別の分析(離脱率、エラー率、入力時間)や流入元分析、デバイス・ブラウザ別分析が挙げられます。なかにはABテストやヒートマップが搭載されている場合もあります。
EFOツールの契約前に、分析・レポート機能が充実しているか、もしくは確認したいデータが得られるか機能の内容をきちんと確認しましょう。
どの機能が必要かわからない場合には、トライアルを実施しているEFOツールをお試ししてみることをおすすめします。

EFOツールおすすめ10選比較

おすすめのEFOツール10選を紹介します。
各EFOツールの特徴と料金を比較し簡潔にまとめました。

EFOcats(株式会社エフカフェ)

EFOツール例:EFOcats

特徴|
11種類の入力補助機能、期間やデバイス別の分析機能を搭載
タグを設置するだけでステップ型フォームに変身

料金|
初期費用300,000円
月額40,000円(SP用1フォーム)

こんな方におすすめ|
スマホ最適なステップ型フォームを作成したい

formrun(株式会社ベーシック)

EFOツール例:formrun

特徴|
フォームテンプレート100種類以上の簡単操作
用途に合わせた4つの料金プランを展開

料金|
初期費用0円
月額0円(FREEプラン)

こんな方におすすめ|
EFOツールがどのようなものか気軽に試したい

EFO CUBE(株式会社GeeeN)

EFOツール例:EFOCUBE

特徴|
26種類の入力補助機能、12種類のデータ解析機能を搭載
導入からその後まで専任スタッフがサポート

料金|
初期費用0円
月額50,000円(5フォーム)

こんな方におすすめ|
初めてEFOツールを導入するため一貫してサポートしてほしい

KAIZEN UX(株式会社Kaizen Platform)

EFOツール例:KAIZENUX

特徴|
Webサイトの改善を一気通貫でサポート
UXに強い専門人材からなるチームがプロジェクトに伴走

料金|
要問い合わせ

こんな方におすすめ|
Webサイト全体のコンサルティングを受けたい

GORILLA EFO(株式会社F-CODE)

EFOツール例:GORILLAEFO

特徴|
タグ設置だけで入力サポート機能20種類を簡単導入
平均10営業日程度で開始できる

料金|
初期費用30,000円
月額9,800円(5フォーム)

こんな方におすすめ|
低価格でEFOツールを導入したい

GENIEE CHAT(株式会社ジーニー)

EFOツール例:GENIEECHAT

特徴|
チャット形式のフォームで離脱を予防
専属の担当者が導入から運用までトータルサポート

料金|
成果報酬型(月間CV数により単価が変動)

こんな方におすすめ|
チャットでの対話形式のフォーム作成を考えている

FormAssist(株式会社SHOWCASE)

EFOツール例:FormAssist

特徴|
業界最多級の40種類の入力支援機能
上級ウェブ解析士資格保有の専任コンサルタントがサポート

料金|
初期費用0円
月額20,000円~

こんな方におすすめ|
入力支援機能を豊富に利用したい

Gyro-n EFO(株式会社ユニヴァ・ジャイロン)

EFOツール例:Gyro-nEFO

特徴|
ログ解析機能でフォームの弱点を発見
20種類の入力支援機能と高度なカスタマイズ性

料金|
初期費用0円~
月額15,000円~

こんな方におすすめ|
ユーザーの行動ログの詳細な分析を知りたい

and(&)forms(株式会社クロスリンク)

EFOツール例:andforms

特徴|
スライド式とチャットボット式から選べる2つの入力形式
導入前から導入後のフォローまで無期限のカスタマーサポート付き

料金|
初期費用50,000円
月額40,000円

こんな方におすすめ|
セミナー受講など充実したサポートを受けたい

Qubo(株式会社アーティス)

EFOツール例:Qubo

特徴|
パーツを選んで追加するだけの簡単操作でフォームを作成
回答データをリストで管理可能

料金|
初期費用0円
月額2,750円(Basicプラン)

こんな方におすすめ|
直感的な高い操作性で入力フォームを作成したい

EFOツール導入手順と注意点

EFOツールの導入手順

基本的なEFOツールの導入手順は次の通りです。
詳細については各EFOツールの公式サイトをご確認ください。

 現状分析と課題特定
→EFOツール選定(問い合わせ・ヒアリング、資料請求)
→EFOツール契約
→EFOツール設置(専用タグの発行と設置、またはサーバーにインストール)
→動作確認
→運用開始(A/Bテスト、効果測定)
→継続的改善(PDCA)

EFOツールの注意点

まず、価格に関する注意点です。
月額利用料が極端に安いEFOツールでは、利用できる機能が少ないことや、フォーム数とアカウント数への制限がかけられている場合が多くあります。実際に使用する場面を想定し、不都合が生じないよう選定しましょう。
また、入力フォームでは多くの個人情報を扱うため、信頼できるセキュリティ対策がなされているか確認が必要です。
一方で、豊富な機能やコンサルティングが含まれるものは高額な傾向にあります。長期的に運用した場合に、費用対効果を見込める価格なのか判断しましょう。

次に、機能に関する注意点です。
EFOツールと自社サイトが問題なく対応するかを事前に問い合わせましょう。
EFOツールによっては、フォームの形式や利用するブラウザに対応していない場合があります。
また、流入元のWebサイトとトンマナが一致するフォームデザインがあることを確認しておくとサイトデザインへの影響を抑えることができます。
サイトを作りから変更する場合には、既存ユーザーへの配慮が必要です。

最後に、EFOツールは導入して終わりではないことに注意しましょう。
導入直後はもちろん、継続的に分析と改善を重ねることが大切です。
EFOツールが月額制ならば一層のこと、更新されていく機能を活用し、パフォーマンスを高めましょう。

EFOツール導入の成功事例2選

事例1. EFOツール活用で購入完了率が1.3倍に増加

対象:アパレル業界A社のECサイト
課題:購入フォーム離脱率が高い(45%)
原因:住所入力やエラー表示がわかりにくい。入力フォームの操作性が低い
導入したEFO施策:住所の自動入力、メールアドレスのサジェスト機能、エラーの即時表示、不要項目を削減(13項目→7項目)など
成果:購入フォーム離脱率が45%→36%に改善。カート投入後の購入完了率が1.3倍に増加

▶入力補助機能の活用だけで大幅なCVR改善を実現し、広告費を増やさずに売上アップに成功しました。

事例2. EFOツール活用で月間申込数が1.9倍に増加

対象:教育業界B社のオンラインサービス申込フォーム
課題:入力フォームを改善したが成果に繋がらない
原因:海外ユーザーに対応したことにより項目が複雑化し、入力完了に平均5分以上要求
導入したEFO施策:IPアドレスから国名・言語・通貨を自動補完、ステップ式フォームに変更、海外ユーザー専用の簡易フォーム作成、不要項目を削減(25項目→16項目)など
成果:入力完了までの平均時間が5分以上→3分に短縮。月間申込数が1.9倍に増加

▶入力補助機能の活用だけで大幅なCVR改善を実現し、広告費を増やさずに売上アップに成功しました。

EFOに関するよくある質問Q&A

Q1.無料のEFOツールはあるの?

紹介したEFOツール10選のうち、formrunは無料で利用することが可能です。

formrunには4つの料金プランがあり、うちFREEプランを選択することで永久的に無料で利用できます。
とはいえ、プランによって機能には大きく差があります。希望する機能がプランに搭載されているかどうか、事前に確認するよう注意してください。
ただし、途中でプランを変更することが可能です。
最も高額なPROFESSIONALプランですら月額25,800円と比較的安価ですので、お試し感覚でFREEプランから始めてみても良いと思います。

また、GENIEE CHATでは、導入後の成果に応じて料金を支払う、成果報酬型を採っています。
一切の成果が生じないEFOツールに誰しもが高い料金を支払いたくありません。一方で、導入に際して一定の不確実性を避けて通ることもできません。
そんななか、成果報酬型であるGENIEE CHATでは、リスクを抑えて利用することが可能です。

Q2.他にCVRを改善する方法は?

今回ご紹介したEFOは、コンバージョンに最も近い入力フォームを改善することによって、効率的にCVRを向上させる施策でした。
フォーム離脱率とCVRが密接した関係にあることを活用しています。
他にCVRを改善する方法には、広告・SEOでの集客の見直しや、CTAの設置数を増やすなどのUX改善が挙げられます。
CVRを改善する施策と具体的なツールについて、Topics▶記事「CVR改善するには?具体的なCVR向上施策とおすすめツール10選」で解説しています。ぜひご覧ください。

Q3.フォーム離脱率を改善する方法は?

フォーム離脱率を改善する施策のひとつが、今回のテーマであるEFOです。
プログラミングの専門知識がない方でも取り組めるよう、EFOツールを重点的に紹介してきました。
しかし、EFO以外にもフォーム離脱率を改善する余地があります。
例えば、入力フォームの離脱を「入力前の離脱」「入力中の離脱」に分けて分析してみましょう。「力前の離脱」が多いのならば、Webサイトの動線・CTAボタンの文言・入力フォームのセキュリティについて見直す必要性が浮上します。
このように、EFO以外のアプローチでフォーム離脱率を改善することも可能です。
より詳しく知りたい方には、Topics▶記事「フォーム離脱率を改善するおすすめ施策は?原因と改善方法15選」がお役に立つと思います。ぜひご覧ください。

まとめ|EFOツール導入で入力フォームの最適化をしよう

本記事では、専門知識なしでも簡単に扱える利便性の高さから、おすすめのEFOツールを中心に紹介してきました。
EFOツールには、 入力補助機能、分析・レポート機能、運用サポート の機能があります。
本記事で取り上げたEFOツール10選のなかでも、入力補助特化、分析重視、低価格、チャット型など特徴はさまざまでした。
導入事例では、入力補助導入だけで購入完了率が1.3倍、ステップ化+最適化で申込数1.9倍など大きな成果が出ています。
弱点を明確化し、自社にとって必要な機能は何か特定しましょう。
そして、適切なEFOツールの導入で効率よく入力フォームの最適化をしましょう。