2026.01.02

CVR改善するには?おすすめツール10選と向上施策事例を紹介

#CVR改善 #LPO #EFO

「webサイトのアクセス数が増えているのに、売上が思うように伸びない……」
と感じたことはありませんか?
それは、現在のwebサイトがユーザーの行動を上手く促せておらず、CVR(コンバージョン率)が低いからかもしれません。
そんな時に役立つのが、CVR改善ツールです。アクセス解析やヒートマップ、EFOなど多様な機能を持つツールを活用すれば、
課題の発見から具体的な改善策の実行までスムーズに進められます。

この記事では、CVRが下がる主な原因から、成果につながる改善手法・便利なツールまで、分かりやすく解説していきます。

CVRとは?CVR改善の重要性

CVR(コンバージョン率)とは、Webサイトを訪れたユーザーの中で、CV(購入や問い合わせなどの具体的なアクション)を起こした人の割合を示しています。
このCVRが低いと、様々な集客施策を実施し、どれだけ多くのアクセスを集めても成果に結びつきません。
そのまま放置すれば、せっかくの集客が無駄になり、売上アップのチャンスを逃してしまうことになります。
しかし、CVRはたった1%上がるだけでも大きな成果につながります。
だからこそ、多くのユーザーにアクションを起こしてもらうための施策を行い、売上やリード獲得にしっかりつなげることが重要です。
CVRはGoogleアナリティクスなどの計測ツールを使い、簡単に確認することができます。

CVRが下がる主な原因とは?

では、なぜCVRが思うように上がらず、時には下がってしまうのでしょうか?
ここでは、CVRが低下してしまう主な原因について、分かりやすく解説していきます。

1.サイト設計や導線が分かりづらい

CVRが下がる原因としてまず挙げられるのが「サイトの設計や導線が分かりづらいこと」です。
せっかくユーザーが商品ページまで訪れても、「どこから購入できるのかわからない」「必要な情報が見つからない」といった状況では、
離脱につながる可能性が高くなります。
また、ユーザーに行動を促すCTA(コール トゥ アクション)が目立たっていないというケースもよく見られます。
CTAは、ユーザーを購入やお問い合わせにつなげる重要な要素。
そのため、ボタンの色や配置、訴求の文言などを工夫して考える必要があります。

2.入力フォームが使いづらい

ユーザーが「購入しよう」と決心しても、入力フォームの使い勝手が悪いと、そこで離脱してしまうことがあります。
例えば、少し別のページに移動しただけで入力内容が消えてしまったり、送信後にエラーが出て最初から書き直しになったりといったストレスから、
ユーザーは離脱してしまうのです。
こうした離脱を防ぐために、できるだけシンプルで、ユーザーの負担が少ないフォーム設計が求められます。

3.ページの読み込み速度が遅い

ページの表示速度は、CVRに直結する重要な要素です。
表示までに数秒でも時間がかかると、ユーザーは待ちきれずに離脱してしまいます。
特にスマートフォンユーザーはその傾向が強く、読み込みが遅いだけで購入や問い合わせをやめてしまうケースも少なくありません。
さらに、ページ速度の遅さはユーザー体験が悪くなるだけでなく、検索エンジンの評価(SEO)にも影響が出るため
アクセス数やCVR全体を引き下げる要因にもなります。
そのため、画像の最適化や不要なスクリプトの削減、サーバーの性能改善などの対策を行い、ユーザーがストレスなく閲覧できる環境を整えましょう。

CVR改善の進め方

CVRを改善したいけど、何から始めればいいのか分からないという方もいらっしゃるはずです。
そんなときは、やみくもに動くのではなく、ポイントを押さえて進めるのがコツです。
ここでは、誰でも実践しやすい基本的なCVR改善の進め方を紹介します。

1.Webサイトの問題を洗い出す

まず取り組むべきは、現状のボトルネックを明らかにすることです。

●ユーザーはどの部分で離脱しがちなのか
●CTAは適切に機能しているか
●フォームの入力率はどのくらいか

Googleアナリティクスやヒートマップなどのツールを活用し、ユーザー行動を可視化することで、問題を客観的に把握できます。
そこで抽出した問題に優先順位をつけ、1つずつ改善施策を検討していきましょう。

2.仮説を立てる

問題が見えてきたら、「なぜその問題が起きているのか」を考え、仮説を立てます。

●離脱が多い部分→書かれている内容がユーザーの求めていたものではないのでは?
●フォーム離脱が多い→入力項目が多く、面倒に感じている可能性があるのでは?

など、ユーザーの視点に立ち理由を推測することが改善の方向性を見極める鍵となります。
仮説を立てた後は、問題の解決に向けた施策を具体的に決めていきます。

3.ツールを選定する

どの部分に注力するかが定まったら、仮説をもとに最適なツールや施策を選び、改善を進めます。

●フォームの最適化→EFO(フォーム入力支援)ツール
●ユーザーへの訴求不足→Web接客ツール

といったように、目的に応じて適切なツールを使い分けることで、より効果的な改善が実現できます。
ツールの詳しい内容については、このあと詳しくご紹介します。

4.PDCAを回して継続的に改善

改善施策は実施して終わりではありません。効果を都度検証しながら、継続的にPDCAを回すことが重要です。
施策によってどれくらいの改善率だったのか、どの部分に効果があったのかなど、定量的にデータを分析し続けましょう。

CVR改善におすすめツール10選

CVR改善を効果的に進めるためには、ツールの活用が非常に有効です!
ここでは、具体的な改善の手法4つとそれに役立つおすすめのツール10選を紹介します。

1.アクセス解析ツール│サイトの問題を発見

「なぜ離脱してしまうのか?」「どの部分が一番見られているのか?」
サイト上でのユーザーの行動を数値やビジュアルで把握することで、改善すべきポイントが見えてきます。
まずはアクセス解析ツールやヒートマップを使い、サイトの抱える問題を特定しましょう。

●Googelaアナリティクス

Google Analyticsの製品画像
出典:Googleアナリティクス

Googleアナリティクスは、Googleが無料で提供するアクセス解析ツールです。
世界中で使用されており、初めてのデータ解析にも最適です。

特徴
・流入経路やユーザー属性など多角的なデータが取得可能
・操作性が高く、利用ユーザーも多い
・PC/スマホなど複数デバイスでのユーザー行動を一元分析

こんな方におすすめ
・アクセス解析をこれから始めたい
・サイトの改善点をデータで把握したい

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●User Insight

user insightの製品画像
出典:User Insight

User Insightは、アクセス解析を中心に、多彩な機能がある分析ツールです。
データ分析から施策の検討までワンストップに行えるため、マーケティング効率を高めることができます。

特徴
・コンテンツ作成から分析/改善まで一気にサポート
・勉強会などのサポート体制が充実
・ユーザーの組織分析機能で、制度の高いペルソナ設計が可能

こんな方におすすめ
・多機能な分析ツールを探している
・ユーザーの行動理由や状況を細かく分析したい

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●MouseFlow

mouseflowの製品画像
出典:MouseFlow

MouseFlowは、ユーザーの行動を録画し、詳しく分析できる海外のヒートマップツールです。
一人ひとりの動きを見ることにより、なぜコンバージョンに至らなかったかを深堀することができます。

特徴
・ユーザーの動きをワンストップで可視化/分析が可能
・世界で21万社が利用した実績がある海外ツール
・アンケート機能でユーザーの状況を把握できる

こんな方におすすめ
・ユーザーの行動を詳しく分析したい
・施策の効果を視覚的に把握したい

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●ミエルカヒートマップ

ミエルカヒートマップの製品画像
出典:ミエルカヒートマップ

ミエルカヒートマップは、サイトの分析から改善まで一本化して行えるヒートマップツールです。
視覚的に分かりやすい分析とAIの自動施策提案により、素早い改善につなげられる点が特徴です。

特徴
・熟読ポイントや離脱ポイントが一目で分かる
・AIがサイトの課題や今後の施策を的確に提案
・実装前に効果検証が手軽にできる

こんな方におすすめ
サイトのどこを改善していいか分からない
まずは無料で試してから本格的な導入をしたい

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2.LPOツール│売れるLPに育てる

LP(ランディングページ)とは、商品の購入や問い合わせを目的に作られた縦長の1ページ完結型Webサイトです。
その成果をさらに高めるための改善施策がLPOです。
LPOツールでのABテストやデータ分析を通じて、どの見せ方がより成果につながるかを素早く検証できます。

●DLPO

DLPOの製品画像
出典:DLPO

DLPOは、ABテストやパーソナライズ機能など多くの機能があるLPOツールです。
数多くのマーケティングプラットフォームと連携しており、相乗効果を生み出すことが可能です。

特徴
・国内で高い実績を誇り、LP以外にも幅広いサイトに対応
・他社のマーケティングプラットフォームとも連携
・多彩なテスト機能と柔軟なターゲティング

こんな方におすすめ
LPOにかけるリソースが足りない
何から手を付けていいか分からない

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●CVX

CVXの製品画像
出典:CVX

CVXは、LPの制作から運用までを一括支援してくれるLPOツールです。
テンプレートベースの制作機能と、分析・改善機能を備えており、最小限の工数で最大限の成果を目指せるのが強みです。

特徴
・LP制作がスピーディーかつ簡単に行える
・運用/改善も一気通貫で支援
・直感的に操作可能なやさしい設計

こんな方におすすめ
LPを作りたいが、ノウハウがない
改善のPDCAを自社だけで完結させたい

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3.EFOツール│入力フォームでの離脱を防ぐ

入力フォームが複雑だと、ユーザーが途中で離脱してしまうことがあります。
そんな時に役立つのがEFOツールです。
「フォームの分析」「住所の自動入力」など、ユーザーにとって使いやすく、離脱を防ぐ入力フォーム作成のアシストをしてくれます。
もしフォームでの離脱が目立つようなら、こちらのツールを導入してみましょう。

●EFO CUBE

EFO CUBEの製品画像
出典:EFO CUBE

EFO CUBEは、補助機能の多さやサポート体制が魅力のEFOツールです。
初めて取り組む方でもスムーズに使うことができます。

特徴
・「離脱ポイント」「エラー内容」などフォームの分析が可能
・業界最多レベルの補助機能が充実
・計測データが自動的にレポート化されるため、施策検討がスムーズ

こんな方におすすめ
EFOツールを始めて利用するため、一貫してサポートしてほしい
分析結果をもとに具体的な施策を考えたい

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●EFOcats

EFO CATSの製品画像
出典:EFOcats

EFOcatsは、スマホに特化したEFOツールです。
直感的に使える「1画面1質問」のフォームにすることで、離脱率改善に役立ちます。

特徴
・97%のユーザーが使いやすいと回答した「1画面1質問」形式
・タグの設置だけで簡単に導入できる
・フォームの分析機能で更なる改善ができる

こんな方におすすめ
手軽に導入できるツールを探している
一般的なフォームではコンバージョンが上がらない

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4.Web接客ツール│購買意欲を高める

導線がスムーズなのにコンバージョンにつながらない場合は、
もしかすると「買いたい」と思わせる魅力がサイトに足りていないのかもしれません。
ユーザーが迷っているタイミングで、スムーズにサポートしてくれるweb接客ツールは、購入の後押しに効果的。
一人ひとりの状況に合わせた対応ができ、意欲を高めることにも繋がります。
主な機能は、画面上におすすめ情報などを表示する「ポップアップ」機能と、チャットで直接やり取りができる「サポート」機能の2つに分けられます。

●DMMチャットブーストCV

DMMチャットブーストCVの製品画像
出典:DMMチャットブーストCV

DMMチャットブーストCVは、LINEと連携した自動接客ツールです。
LINEでの手軽なやり取りを通じて、的確な訴求やインサイトデータの分析ができます。

特徴
・成果報酬型のため、ノーリスクで始められる
・今まで離脱していたユーザーにアプローチできる
・チャット履歴を分析して施策改善に活用できる

こんな方におすすめ
未顧客の考えや悩みを知りたい
どのくらいの成果が出るか分からず、ツールの導入を迷っている

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●SYNALIO

synalioの製品画像
出典:SYNALIO

SYNALIOは、チャットボットとユーザーの会話を通じ、データの取得やパーソナライズされた広告表示などができるツールです。
ユーザーの情報を明確にすることで、最適なマーケティング戦略や訴求ができます。

特徴
・接客のような自然な会話からユーザーの情報を引き出す
・ユーザーとの会話から個別のマーケティングが可能
・インサイトに近いデータの積み重ねによる、的確な提案ができる

こんな方におすすめ
ユーザーの考えや状況を把握したい
意欲の高いユーザーを確実に顧客にしたい

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CVR改善事例

ここでは、実際に取り組んだ施策によって成果が大きく向上した事例をご紹介します。

事例1.フォーム最適化で申込率が2.3倍に向上

オンラインスクールの講座案内ページでは、問い合わせフォームの離脱率が約70%ほどとなっており恒久的な課題となっておりました。
離脱検知・ヒートマップ分析の結果、「入力項目が多すぎる」「スマホ画面での操作性が悪い」という2点がボトルネックとなっていました。
そこで、入力フォームの項目数を12項目→6項目に削減し、スマホ画面ではステップ形式で1画面あたりの入力量を最小化。
さらに、住所自動入力やリアルタイムエラー表示などの補助機能も追加しました。
その結果、CVRは3.2% → 7.4%(約2.3倍)に改善。
申込数が安定的に増えたことで、広告費の効率も大幅に向上しました。

事例2.離脱ポイントの発見でCVRが2.6%→3.9%に

BtoB向けクラウドサービス(SaaS)のLPでは、ユーザーが離脱してしまい、資料請求まで到達しないことが課題でした。
ヒートマップを用いて詳しく分析したところ、「サービス説明の段階でスクロールが止まる」、
「CTAより前にあるFAQにクリックが偏っている」という問題点が判明しました。
そこで、冒頭の情報量を整理し、サービスのメリットをひと目で理解できる構成に変更。
また、料金や利用条件といった疑問点をより上部に配置し、CTAに進む前に不安を解消できる導線を再設計しました。
改善後は、CTAへの到達率が大幅に向上し、最終的なCVRも2.6% → 3.9%(約1.5倍)にアップ。
ユーザーが「どこで立ち止まっているか」を視覚的に把握できたことで、効果的な改善施策につながりました。

CVR改善に関するよくある質問

最後に、CVR改善を進めるうえでよくある質問をまとめました。

Q1.CVRの計算式は?

CVRの計算式は【CV(コンバージョン)数÷訪問数(セッション数)×100】です。
1,000人がサイトを訪問し、そのうち50人が商品を購入した場合、【50÷1,000×100=5】でCVRは5%になります。
現在はGoogleアナリティクス等のツールで簡単に計測ができるようになっています!

Q2.CVRの目標はどう決める?

目標値の設定方法は、主に「1.業界別の平均値を参考にする」「2.売上目標から逆算する」の2パターンがあります。
業界平均を参考にする方法は、データが少ない新規サイトやキャンペーンの立ち上げ時に役立ちます。
自社の現状と比較して改善の方向性をつかみやすくなるからです。
目標の売上やCV数から逆算する方法は、より実践的でおすすめの考え方です。
目標売上から必要なCVRを計算することで、現実的で達成しやすい目標を設定できます。

【売上目標から逆算したCVRの計算方法】
月間売上目標:500,000円、平均購入単価:5,000円、月間訪問数:8,000
だとすると、
1.必要な購入件数を計算
500,000円÷5,000円=100件
2.必要なCVRを計算
100÷8,000×100=1.25%のCVRが必要!

Q3.各業界におけるCVRの平均値は?

WordStream社の調査によると、業界ごとの平均CVRは以下の通りです。

業界 平均CVR(検索) 平均CVR(広告)
出会い系 9.64% 3.34%
法律 6.98% 1.84%
自動車 6.03% 1.19%
金融・保険 5.10% 1.19%
BtoB 3.04% 0.80%
電子商取引(Eコマース) 2.81% 0.59%
不動産 2.47% 0.80%

出典(https://www.wordstream.com/blog/ws/2016/02/29/google-adwords-industry-benchmarks
コンバージョンの内容によって難易度が異なるため、業界ごとの平均CVRには差があります。
さらに、どの経路から訪問したかといった流入経路によっても数値は大きく変わります。

Q4.CVR改善の効果が出るのはいつ?

CVR改善の効果が出るまでの期間は、行う施策やサイトの内容によって異なります。
ボタンの色や文言を変えるなどの小さな改善施策であれば、早ければ1〜2週間ほどで変化が見られることもあります。
一方で、フォームの見直しやページ全体の構成変更など、大きな改善を行う場合は1〜3か月ほどかかるのが一般的です。
ただし、CVR改善は一度きりで終わるものではありません。
データをもとに効果を検証し、少しずつ改善を重ねていくことが大切です。

まとめ│CVRを上げて売上・成果を最大化しよう

CVRは、Webマーケティングにおいて成果を左右する非常に重要な指標です。
どれだけ多くのアクセスを集めても、CVにつながらなければ売上やリードの獲得には結びつきません。
そのため本記事では、CVRが下がる主な原因とその改善施策、そして実践的な改善ステップについてご紹介しました。
CVRが下がる主な原因として、サイト導線の分かりづらさ、入力フォームの使いにくさ、ページ表示速度の遅さなどがあります。
こうした課題の改善を進める際は、まずアクセス解析やヒートマップなどのツールで現状を可視化し、問題点を洗い出しましょう。
そこで判明した問題点をもとに仮説を立て、EFOツールやLPOツール、Web接客ツールなど、
目的に応じた手法を取り入れながら改善を重ねていくことが大切です。
CVR改善は一朝一夕で成果が出るものではありませんが、正しいアプローチを地道に続けることで、確実に成果につなげることができます。
本記事を参考に効果的な改善サイクルを実施し、CVRの改善を実現していきましょう!